07/162017
医療
齟齬が生まれる原因の一つに
現在の救急隊の制度も
少しは関係しているのではないかと
と思うのです。
なので今日は
救急隊の制度について書きます。
アメリカでは
受診を受け付ける。
日本では救急隊は死亡確認できない。
明らかに一見して死亡と判断できるもの、
(ミイラ化とか、首がないとかね)
ここでは詳しくは触れない。)
しかし、不搬送の項目を
日本では
死亡確認できるのは医師
(歯科医含む)だけなのです。
しかしね、皆さん、
実際にご家族の誰かが家で倒れてたら、
死んでたら、死にかけてたら
どうしていいかわからないから
とりあえず救急車呼ぶわけですね。
で、
『どうしますか⁈どうされますか⁉︎』
って救急隊に聞かれたら、
【延命措置をしないでほしい】なんて故人が生前強く望んでいたとしても。
突然死や、急変に対しては
大半が挿管され心臓マッサージを
受けながら
(時にルーカスという機械で
心臓マッサージを施されながら)
病院へ搬送されます。
ルーカス
そしてそのまま病院でも
蘇生処置を受けるか、
ある程度やってもうダメだったら
『手は施しましたが…』
と、ご家族に説明して
諦めていただき、
【小児期の教育水準】が認知症発症に関係
著名な海外の医学雑誌LANCETの研究グループが
「認知症の予防・治療・ケア」という論文をつい最近発表。
予防できる認知症発症には9つの要因があり
小児期の教育水準が関係していることを発表している。
つい先日、日本でも似たようなデータの発表があった。
やはりいくつかの原因のその中には、
『学歴』が関係しているということらしい。
ちょっと難しいか。要は
これを、どう、捉えるか?だ。
教育水準や学歴の欠如、不足というのは
をかなり狭めてしまうと久下は考える。
今の日本における認知症の方は概ね後期高齢者である。
後期高齢者の小児期といえば、誰しも平等にはじゅうぶんに教育が受けられなかった時代である。
ただひたすら目の前の生活に追われていた人が多かったのではないか。
教育というのは二の次だったのではないか。
だが、これからはどうか。
今や義務教育の制度もあり大学進学率の高い時代。
ワーキングプアーや引きこもり、鬱病など
現代には学歴があっても活かしきれない人、病む人が多い。
底辺にあるのは学歴というより、
目先のことだけでなく
いかに先を考えて行動できるか?
日頃から何を考えているか?という
【考える力と行動力】
の有無ではないかと思う。
今の日本人はどうか?
良くも悪くも中庸である。
生温い環境によって
考える力が不足しているのではないか。
これは私が一番体感してきた。
なーんも考えてなかった20台前半と
考え始め行動を起こしてきた20台後半と
明らかに人生が変わった。
付き合う人も、与えられる役割も、周囲の環境も、収入も
変わってきた。
そして、今も変わり続けている。
望む望まないに関わらず、
チャレンジし続けざるを得ない状況にある。
そうそう、
一般的に田舎と呼ばれるような、人口の10万未満の町には都会、全国平均に比べ
介護施設が多いように感じる。
現に今住んでいる名張市がそうだ。
これは何を意味するか?
一度考えて欲しい。
その久下の考察は次回に。
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